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2008年11月

2008年11月13日 (木)

中級ホテル「Hotel Inka」とストリートでのトルコ式朝食 イスタンブール旅行記

2008年9月8日午前 

Kozescafemap_edited1sm

 昨日は、イスティクラル通りの散策を終えて、ホテルに戻り、夕食まで一休みとして、それぞれの部屋に戻りました。

 すると、ボスポラスの風に当たると疲れるとアルパイ君がしきりに言っていた通り、晩御飯も忘れてぐっすり寝てしまい、起きてみると翌日の朝に。早朝で時間もあるので、ホテルのエレベーターと部屋の様子をビデオで撮ってみました。

 ホテルインカは、ガイドブックの「地球の歩き方」によると、「中級」にランクされています。私の部屋の料金は、1泊朝食付きで70トルコリラ。1リラは、100円いかない位ですから、6000円台の宿泊料です。

 「地球の歩き方」の紹介文は、「安いだけあり、このあたりに並ぶ中級クラスのホテルの中では人気があり、満室のこともある。」と。

 ただし、この「中級」の意味ですが、あくまでもイスタンブールでの中級の意味であり、日本で意味するところの「中級」ではありません。

 ビデオでお分かりの通り、エレベーターの扉は外開きで、自分の手で開閉します。日本のエレベーターに慣れている身では、エレベーターが来ても、開くまで待っていますので、しばらく時間が経ってしまい、その内、他の人がボタンを押すと、勝手にエレベーターは、上がったり下がったりします。

 また、エレベーターに入ると、内側の扉がありませんので、エレベーターが動くと目の前の壁も動き出します。インカホテルが特別ではなく、「中級」のホテルではこれが一般的なエレベーターのようです。

 室内でも、もちろんカードキーはなく、普通の鍵を渡されます。入ってエアコンも家庭用のリモコンのスイッチを押して起動させます。

Dsc_9317sm  バスタブがありますが、底の栓がありません。従って、シャワールームと化します。洗面台には、アメニティ類はもちろんのこと、コップさえありません。そのため、歯磨きの後は手ですくってうがいする羽目になります。

 テレビもありますが、まともに映りません。アンテナ関係が故障しているらしく、3局くらいがかろうじて視聴できます。電話は、線が外れてしまっており不通のままです。また、冷蔵庫の内部は汚れきっております。

Dsc_9318sm  日本の「中級」と言う概念がインプットされておれば、血相を変えてレセプションに怒鳴り込むところでしょうが、イスタンブールの中級ですから、それはそれとして受け入れることが肝心です。

 それと、ホテル・インカも悪い所ばかりではなく、近代的な巨大ホテルには無いアットホームな雰囲気であり、人間的なホテルと言えましょう。

 アルパイ君の部屋に行くと、彼も起きていました。彼の話によると、前夜9時頃、食事に行こうと私の部屋に来て、ノックしたが返事が無いので、レセプションで確かめるとキーを預かっていないので外出していないと言うことで、疲れて寝てるのだなと思い、そのまま部屋に返って寝たそうです。

 なお、下のビデオの冒頭では、少し遊んでいますのでご了承ください。

 

 

連れ立って朝食に行くことにしました。昨日は、ホテルの食堂でしたが、今朝はホテルから少し、3分くらい歩いた所にある店にしました。

 車道には歩道もありませんが、その店先にテーブルが並べてあります。すでに、何人かの先客が道端のテーブルで食事をしていました。

 店主らしき人が、注文を取りに来ましたが、アルパイ君が注文してくれました。やがて来たのは、トマト、キューリそれにオリーブのお皿とパンの切り屑のようなお皿、それにチャイ(紅茶)です。

 パンの切り屑のような料理の名をアルパイ君に聞くと、「ボレキ」とのこと。この料理は、チーズ、羊肉、ニンニクを入れて焼いたパイのようなものです。店主は、注文を受けると、この大きなパイの塊を切り刻んで、皿に盛り、客に供します。

 この店では、客の見えるところで切ってくれます。このボレキは、トルコに限らず、アラブ圏、バルカン地域でも広く食べられている料理です。いわば、昨日のバクラワと同様に、トルコ料理の定番とも言える料理です。

 味は、ニンニクの香りが少しするところから、最初はいいのですが、食べ進むとこのニンニクの香りが気になりだします。もう少し、ニンニクを押さえてくれるといいのかなと思いました。

 後から、これらに加えて、目玉焼きとフランスパンのようなパンが供されました。トルコの朝食は大体、このようなものが普通のようです。これに、ゆで卵やヨーグルト、チーズなども付けられる事もあるようです。今回の朝食は、典型的なトルコ式朝食と言えるようです。

高画質ビデオ:道端のテーブルでトルコ式朝食とコーヒー占いの話 (音がでます)

 

 朝食には、最初は紅茶(チャイ)が出ていました。ガラスのコップに入っている赤いのがチャイです。トルコでは、このチャイが頻繁に出されます。お茶の葉は、トルコ国内で生産されたものが多く、日本の番茶感覚で飲まれています。

 後から、追加して出てきたのは、コーヒーです。いわゆるトルココーヒーで、小さな鍋にコーヒー粉末と砂糖を入れ、直接火にかけて煮出したものです。

 それを漉さずに、カップに入れますので、コーヒーの粉も一緒に入っており、少しざらついたりします。飲んだ後には、カップの底にコーヒーの粉が溜まっており、ここに模様ができます。この模様のでき方を見て占うのが、ビデオの中にもあるコーヒー占いです。

 このコーヒー占いを、私は、アンカラのアルパイ君の自宅で見てもらったことがあります。その見ていただいた方が、今回、アルパイ君の危機を救った叔母さんだったのです。

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スライドショー (音がでます)

 

 

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2008年11月 8日 (土)

トルコのファーストフードと「サライ」でスィーツ体験 イスタンブール旅行記

2008年9月7日午後

Photo

 

 ボスポラス海峡クルージングの下船地、サルイェルの船着場を出ると、静かな街並みがありました。ここからイスタンブールの中心地まではバスで戻ると、アルパイ君が言っていました。それで、バス停を探すと、意外と簡単に見つかりました。

 バス停で待っていると、白人の女性もバスを探していたようで、アルパイ君がすかさず話しかけました。アルパイ君は、世話好きな性格で、誰かが戸惑っていたり、何かを探しているようだとすぐに話しかけます。どうも彼女も、イスタンブールの戻るところらしく、それじゃ一緒に帰りましょうとなりました。

 アルパイ君は、イスタンブールに帰るバスの番号を覚えていました。1台やり過ごして、お目当てのバスが来ました。3人で乗り込み、同じボックス席に座りました。彼女の名前は、ビバリーと言い、アメリカのフロリダ、マイアミからツアーでイスタンブールに来ている女子大生でした。アルパイ君は、マイアミのタンパ大で教えていたことがあるらしく、話が弾んでいました。

 バスでの帰路は、左側に海が見え、なかなか素敵なドライブでした。海から見た海峡沿いの高級別荘は、確かに海側が玄関らしく、道路側から見ても殺風景な外観でした。 

 

ビデオ:サルイェルからイスタンブールへのバス車内 (音がでます!

 

 

 バスは、タクシム広場に着き、そこからメトロ(地下鉄)に乗り換えて、「Lebvent」で下車。ショッピングモールの「メトロシティ」が直結していました。非常に近代的な場所で、あまり魅力的なスポットではないのですが、地下にフードコートがあり、昼食を取ることにしました。 

 

ビデオ:メトロシティでの昼食 (音がでます!

 

 

 私とアルパイ君は、パンの中にスパイシーな具が入ったトルコのファーストフード。ビバリーは、菜食主義者らしく、イタリアンのパスタの一種、ペンネのトマトソース。アルパイ君は、イスタンブールでイタリア料理とはと嘆いていました。

Metrocitysm

 ビバリー嬢が、僕らはどこのホテルに泊まっているのかと質問したので、イスティクラル通りの有名なペラ・パラスホテルの近く、ほら、アガサ・クリスティーが止まったことで有名なあのホテルの近くとアルパイ君が説明しました。

 すると、ビバリー嬢は、アガサ・クリスティーとは誰? これには、私とアルパイ君の目が点となりました。ほら、あのオリエント急行殺人事件の作者と説明しても駄目。アメリカの大学生は、アガサ・クリスティーも知らないのかと、後で、アルパイ君と話したことでした。

 ただし、ビバリー上の名誉のために言っておきますが、これ以外は、まことに利発で感じの良いアメリカ女性で、アルパイ君も、私も非常に好印象を持っています。

 昼食に食べた、インドのナンのようなパンに具を挟んだトルコのファーストフードのようなものは、特に印象には残っていません。その後のデザートで食べたアイスクリームは、いわゆるトルコ・アイスクリームのドンドルマです。

 ドンドルマは、トルコではアイスクリームを含めた氷果全体を指しますが、日本ではアイスクリームを意味しているようです。トルコアイスクリームの最大の特徴は、その粘りでしょう。食べてみるとすぐ分かりますが、弾力のある固まりを口の中に感じます。これは、サーレップと呼ばれるユリ科の植物の根を材料としているからです。

 この独特の食感を良しとするかどうかは個人の好みでしょう。私は、バニラを食べましたが、あまり好みには合いませんでした。

 なお、ビデオ中のキプロス侵攻当日のアルパイ君の話の音声を消去していますが、これは、ギリシア人が逃げた部分で、アルパイ君にも多くのギリシア人の友人がいますので、万が一、ギリシアの方が聞いたらまずいだろうと言うことで処理を施しています。

 

ビデオ:イスティクラル通り散策、教会の結婚式、トルコ菓子を食す (音がでます!

 

 

Taksimsaraysm_2

 食事後は、ビバリーと別れて、メトロシティ内の「テクノサ」と言うデジタル機器専門店に行きました。アルパイ君が、デジカメのメモリーを買い、私も同じものを買いました。「テクノサ」は、アルパイ君によると日本人の資本ではないかとのことでした。

 タクシムにまで戻る地下鉄の駅に行くと、偶然、ビバリーと再会し、一緒に地下鉄に乗ってタクシム広場に戻りました。アルパイ君が、こんなにばったり会うなんて、私達は結婚しなくちゃならない運命だ、などとジョークを飛ばしていました。

 タクシム広場からイスティクラル通りに入りました。この通りは、イスタンブール一番の繁華街と言ってよく、東京の銀座通りにあたるのではないでしょうか。

 タクシム広場からすぐの所に、アヤ・トリアーダ教会があります。98%近くがイスラム教徒のトルコでは、キリスト教の教会はあまりありません。その教会の中では、偶然、結婚式があっていました。

 教会で、ビバリーと別れて、私達は、イスティクラル通りの「サライ」に行きました。ここは、1949年に開店した由緒正しきトルコ菓子店です。トルコの菓子店ベスト10に常にランクアップされております。

 アルパイ君お気に入りの「バクラワ」を食べました。これは、簡単に言うとピスタシオをパイに入れて、そのパイに蜜をタップリかけたものです。トルコだけに限らずエジプトやギリシアなど、地中海、中東で広く愛されているお菓子です。アルパイ君のお母さんも大好物でアルパイ君のイスタンブール土産は、これなのだと言っていました。

 好きな人は好きなのでしょうが、これがとんでもなく甘い、甘い、甘い、甘い。4個出てきましたが、私は3個食べるのがやっと。トルコスィーツの定番と言われるバクラワですが、強烈な甘さが印象的でした。

 この後、ホテルで一休みのつもりでしたが、ボスポラス海峡クルーズの疲れからか、晩御飯も取らずに二人とも、一晩中ベッドで寝ていました。そのため、今日の夕食の記述はありません。

トルコの代表的なスィーツ、バクラバ 
ピスタチオの香りがふわりトルコのお菓子バクラヴァ

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  By  Jun

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