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2007年12月 9日 (日)

福岡市中央区の「因幡うどん」の灯がまた一つ・・・

 福岡市の繁華街の天神や博多駅界隈をブラブラしていて、うどんを食べたくなった時、私なら、「大福うどん」か「因幡うどん」が候補に上がります。福博のうどん屋さんでは、「大福うどん」と「因幡うどん」が双璧でしょう。

 私の記憶の中では、新しい博多駅ができた時から、地下街のうどん屋さんは、「大福」であり「因幡」でありました。

 しかし、最近、天神西通りの「大福うどん本店」に久しぶりに行きましたら、様子が少し変です。1階の店が、無くなっていて、4階に上がったら、何とそこでは「大福うどん本店」でしたが、1杯のうどんがなく、うどんすきを中心としたメニューとなっていました。つまり、ゴボ天うどんは食べられず、1000円も2000円もする、鍋物中心の店となっていました。

 大福うどんの本店の看板を上げているのなら、例え「かけうどん」でも出してほしいものです。経営上の色んな事情もあるかとは思いますが、何となく情けなくなりました。

Ca380119syukusyoumoji  昭和30年代、天神には、岩田屋デパート、天神ビルそして福ビルが主なビル群でした。コアもビブレもありませんでした。福ビルの裏手には、柳橋連合市場のような商店街があり、そこが因幡町でした。

 そもそも因幡町の由来は、福岡藩主の黒田家の家臣、黒田24騎の1人、衣笠因幡の屋敷があったことにちなむ町名ですが、その名も町名整理で消えてしまったのです。福博の歴史を刻んだ町名がここでも消失したのです。便利さのためには、どうしようもないのかもしれませんが、本当に町名を消してしまって良かったのでしょうか。

Ca380115syukusyoumoji  この旧因幡町にあったうどん屋さんが、「因幡うどん」です。「因幡うどん」は、博多駅地下街などにいくつかあるようですが、旧因幡町にある「因幡うどん」本店が11月28日に閉店しました。閉店の理由は、入居ビルの都合のようですが、何とも残念なことです。もちろん、他の店は営業しているので、「因幡うどん」の味が無くなったわけではありません。

 ベスト電器の本店とコアの間にある、明星ビルの地下にある「因幡うどん」本店に、私も閉店のちょっと前に行ってきました。この店は、セルフ式になっており、昔からの博多のうどん屋とは言えない雰囲気ですが、ネギは丼に山盛りになって、いくらでも食べられる伝統は残っていました。

Ca380117syukusyoumoji  私は、これまた定番のゴボ天うどんを注文しました。博多のうどんは、麺がコシのない太目のうどんが特徴です。また、スメと呼ぶ出汁も、薄味の甘目なものです。関東のうどんとは対極に位置しますが、博多出身のタモリさんが強調するように、博多のうどんはこうでなければならないのです。

 ゴボ天とは、ゴボウをかき揚げ状の天ぷらにしたものですが、コロモがご覧のように大変多くついています。このコロモが、出汁に溶けて一層、出汁のコクを増してくれます。これも博多のうどんの特徴でしょう。ゴボウの代わりに小エビを入れたものが、海老天となります。

 私は、基本的にはこのゴボ天か海老天を注文します。サッパリしたい時には、丸天です。これは、丸い形をした薩摩揚げに似た蒲鉾みたいなもので、ゴボ天等とは基本的に異なります。これも博多うどんならではのメニューとなります。

 私にとっては、因幡うどん本店の最後となるうどんでしたが、「因幡」も「大福」も時代の波に飲み込まれていってしまい、こうなると「かろのうろんや」に頑張ってもらうほかないようです。残念なことです。

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コメント

古川浩一さん、今晩は。Junです。
コメントありがとうございます。
カレーコロッケうどんですか、カレーうどんにコロッケが入っているのかな。その上にトッピングするとは、どんなうどんになるのでしょうか。
宗像から早良区の曲渕には、なかなか行く機会も少ないのですが、たまに行くこともありますので、その時には寄ってみます。

投稿: Jun | 2008年5月30日 (金) 19時23分

早良区曲渕の縄文屋の、カレーコロッケうどんに一品トッピングして食べてんしゃい。アゴが落ちた。

投稿: 古川 浩一 | 2008年5月29日 (木) 00時26分

Ryuさん、今晩は。Junです。
関西のうどん、私も大好きです。先日、大阪に行った時、道頓堀近くの「今井」のきつねうどんを食べましたが、堪能しました。
このうどんは、博多うどんに近いなという印象を持ちました。
ラーメンにしろ、うどんにしろ、子供の頃に食べた素朴な味がやっぱりいいですね。
今のラーメンも、マスコミに踊らされて、本当に美味しいラーメンは少なくなりましたね。

投稿: Jun | 2007年12月22日 (土) 19時13分

こしの有る讃岐より柔らかい饂飩が大好きです。関西ではキツネ饂飩、子供の頃良く連れていってもらった力餅のきつねうどんが最高でした。出前でとった家の近くのキツネ饂飩のにおいは今でも鮮明に覚えています。食べ物もどんどんと進化しておりますが、素朴な味が好みです。ラーメンも鰹出汁の卵麺、なるとが乗った中華蕎麦が好物です。いつもグルメ情報有難うございます。今日は久し振りに饂飩が食べたくなりました。

投稿: Ryu | 2007年12月20日 (木) 12時03分

hanamiさん、今晩は。Junです。
70upのシーバスを釣られたりと活躍されていますね。おめでとうございます。
さて、「牧のうどん」、このうどんは糸島うどんと言うのでしょうかね。
糸島地域を中心に展開し、現在では、新宮当たりまで出店しています。
私は、好きなのですが、人によっては好き嫌いがハッキリしたうどんでもあります。それだけ、個性があるうどんなのでしょう。
「かろのうろん」は、健在です。ある意味、ここが本当の博多うどん、あ、三宅うどんもありますが、いずれも支店がなく、本店だけですが、このような地味なスタイルの方が結局は人々に支持されるのかもしれません。

投稿: Jun | 2007年12月 9日 (日) 22時01分

最近、私は、専ら「牧のうどん」です。
ちなみに、渕上デパートや川端商店街の誓文市などの後では、「かろのうろん」でした・・。

まだ、あるんですね。「かろのうろん」

あ、かなり蛇足ですが、うちの母親も「だでぃどぅでど」が、「らりるれろ」になりますよ。

投稿: hanami | 2007年12月 9日 (日) 18時54分

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