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2007年11月

2007年11月18日 (日)

東京の「ナイルレストラン」  インド独立運動の闘士が開業した店

Img_2744syukusyoumoji  上京した折の、夕食はカレーにしました。東京で未だ行っていないカレーと言えば、いくつか候補が挙がります。

 まず、「デリー」。湯島と銀座にお店があって、ここの「カシミールカレー」は辛いことで有名です。

 次に「ボンディ」。これまた神保町と銀座にありますが、欧風カレーの名店であります。そして最後が、「ナイルレストラン」。この店は、ムルギーランチですが、銀座にしかありません。

 これらの3店は、全て銀座にお店があるのですが、「デリー」にしろ「ボンディ」にしろ、本店は銀座ではないのです。味は、銀座も本店も同じなのかもしれませんが、その店の本来持つ雰囲気や伝統は、本店でしか味わえないような気がします。銀座以外には行けそうに無い状況でしたので、ここは迷わず「ナイルレストラン」にすることにしました。

Img_2735syukusyoumoji  ナイルレストランは、昼食を取った「みかわや」よりもずっと古い歴史があります。そもそも「ナイル」と言う言葉は、A..M.ナイルなる人物に由来します。この人は、インド南部のケララ州生まれのインド人で、インド独立運動に参加して、イギリス当局から目をつけられていたために、兄が留学したことのある日本に留学しました。

 日本でも、チャンドラ・ボースと同様にインド独立運動をしていましたが、1919年に銀座に初の本格インドレストランとしてナイルレストランを開業しました。この話で思い出すのが、「新宿中村屋」です。私は、ここのチキンカレーが大好きで、新宿末広亭で落語を聞いた後、よく訪れているカレー屋さんです。この新宿中村屋のカレーも、インド独立運動の闘士、ラス・ビハリ・ボースを日本人創業者が支援していた縁でカレーをはじめたのです。

Img_2738syukusyoumoji  さすがに、東京のカレー屋さんです。美味しいだけでなく、インド独立運動がらみの歴史を持っているなどは、福岡のカレー屋さんにはない面白さがあります。

 さて、期待を持って店内に入ると、意外と小さなお店です。客が立て込んでくると、2階に案内されるようですが、私は1階にテーブルが空いていました。見渡してみると、店内には、A..M.ナイルの伝記本などが多く飾ってあります。しかし、ほとんどの人がこのことに気づいていないようです。

Img_2740syukusyoumoji  インド人の方が、注文をとりに来ましたが、ムルギーランチが定番みたいなことを言ってくれます。迷わず、1400円のムルギーランチにしました。ランチとつけられていますが、夕食でも大丈夫です。ちなみに、「ムルギー」とは、チキンの意味だそうです。このムルギーそのものを店名にしたのが、渋谷道玄坂の「ムルギー」です。私も、行ったことがありますが、レトロムード満点で、山のように盛り付けられたライスにビックリする珍店の一つです。

Ca380087syukusyoumoji  やがて出てきたムルギーランチは、その名の通り、鳥の骨付きモモ肉がカレーの横に添えられています。この骨を、インド人のウエイターさんが器用にナイフで取ってくれます。そして、「グチャグチに混ぜてください。混ぜれば混ぜるほど美味しくなります。」とアドバイスがあります。

 プレートには黄色いライス、煮野菜やポテトサラダがありますので、これらをカレーと一緒にグチャグチャとやるには、少し抵抗がありますが、アドバイス通りにグチャグチャに混ぜてみました。食べてみると、なるほど、これは混ぜた方が美味しいのかなと思いました。

 それほど辛くはないカレーです。チキンもホッコリとして大変美味しいカレーです。近くのテーブルには若い女性が多いのですが、さすがにグチャグチャとせずにお行儀よく食べていました。ま、自分の食べたいように食べるのがいいとは思いますが、折角、ウェイターがアドバイスしてくれているのだからと思うのは私だけなのでしょうか。

 帰りのレジの所には、オーナーのナイル氏がいました。この方は、A..M.ナイル氏の孫に当たるそうです。時々、グルメ番組をはじめとする色々なテレビに登場するのでご覧になった方も多いと思います。

 なお、このナイルレストランは、昼食を取った「みかわや」から歩いてすぐの場所です。

銀座インドカレーレストランナイルさんの各種カレー 
「インド人、嘘つかないよ!」あの“ナイルレストラン”のナイルさんのカレー

○ 印度料理専門店 ナイルレストラン

所在地    東京都中央区銀座4-10-7
電話        03-3541-8246
営業時間 11:30~21:30 (~20:30 日曜日)
定休日   火曜日
駐車場   不明

ナイルレストラン公式ホームページ  http://www.ginza-nair.co.jp/index.html

デリー 公式ホームページ       http://www.delhi.co.jp/

ボンディ 公式ホームページ      http://www.bondy.co.jp/

新宿中村屋 公式ホームページ    http:/www.nakamuraya.co.jp/curry_room/index.html 

By  Jun

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2007年11月11日 (日)

東京の「みかわや」  蔦の絡まる銀座の一軒家レストラン

Img_2734syukusyoumoji 先日、上京しました。午後は、所用でつぶれましたが、昼前と夕方は少し時間ができました。

 昼食をどうしようかと考えましたが、用事のために上野や新宿には行くことができません。せいぜい、銀座辺りで取るのが関の山。ふと、ヨット仲間の小春パパさんのコーナー、「グルメ満載」にある洋食の「みかわや」の記事を思い出しました。

Img_2732syukusyoumoji なかなかグルメ通のCapt.Senohさんが絶賛していたのですから、これは行かずばなるまいということに。

 しかし洋食といっても、「みかわや」はなかなかの高級店で、ディナーに行くにはちと躊躇する店です。東京のレストランを攻める時に、ランチを狙うと言うのは賢い選択なのかもしれません。夜行くと数万円の予算を覚悟しなければならない店でも、ランチであれば数千円程度で済みます。店の雰囲気を楽しみ、味の片鱗をうかがうにはランチでも充分です。

Img_2720syukusyoumoji  「みかわや」は、昭和23年開業。大人の街、銀座でも老舗と呼ばれる存在です。歌舞伎座に近いと言う場所柄、歌舞伎役者をはじめとして多くのファンがいます。私のメモによると、雑誌サライの別冊洋食編では、神津カンナや小島一慶(アナウンサー)が贔屓筋となっています。ま、簡単に言うと「家庭画報」や「婦人画報」によく掲載されるお店でもあります。

Img_2719syukusyoumoji  山の手の有閑夫人の心情を詠った「今日は帝劇、明日は三越」の名コピーで知られる銀座三越店の裏手に「みかわや」はあります。今の銀座には珍しい一戸建てで、蔦の絡まるチャペルで、違った!蔦の絡まるレストランでの食事はいやがうえにも心ときめくものとなります。

 私が入店したのは、12時前でしたが、1階ではなく2階に案内されました。なかなか落ち着いた雰囲気のレストランで、天井にはエミール・ガレ風の、もしかしたら本物?のランプが下がっております。

Img_2721syukusyoumoji  メニューを差し出されて読むと、途端に逃げだしたい衝動に駆られます。これが夜ならば、やおら携帯を取り出して、「あ、ちょっとすみません。え~!緊急事態!?すぐに社に戻るから落ち着いて対応するように!いいね!」と一芝居打つところでしょうが、昼時ですから、頼みのランチがあるのですから歯を食いしばって耐えるのみです。

Img_2723syukusyoumoji  ランチ(オリジナルセット)を注文すると、最初にコーンクリームスープが来ます。私が気に入ったのは、このスープがピリピリするほど熱いことです。ちょっと邪道かもしれませんが、私は汁物は熱くなければ気に入りません。ラーメンのスープやうどんのスープが熱くなければ評価しません。コーンクリームスープも、適度な温かさが本当なのかもしれませんが・・・・

Img_2724syukusyoumoji  次に来たのが、カニコロケット(カニコロッケ)。これは、芝海老のグラタンにすることもできます。これにタルタルソースが別な容器で供されます。コロッケ自体は大変小ぶりです。特筆すべきは、付け合せの野菜類です。生のレタス、アスパラ、キュウリそしてトマトなのですが、大変新鮮で少し塩が振ってあるようですが、これが大変美味しいのです。元来、野菜は嫌いな私でも、この野菜は文句ありません。

 もちろん、コロッケもタルタルソースも極ウマであります。突出した味もないが、それでいてバランスの取れた上品なコロッケです。

Img_2726syukusyoumoji 次に、出てきたのが「ハンバーグステーク」です。小ぶりのハンバーグですが、ナイフを入れると期待通りに出てくるのが肉汁。これが出てくるのと出てこないのでは、気分的にも違います。根岸の名洋食店、「香味屋」でメンチカツを食べた時も、豊富な肉汁が出てきたのにビックリした記憶がよみがえってきました。

 ドミグラスソースも美味しいのですが、九州の甘いドミグラスに慣らされた舌では、苦味が少しあり、切れのよいソースには正直とまどいます。東京の蕎麦の漬け汁、同様で九州人の甘み志向が抜けきれないのです。しかし、間違いなくここのドミグラスソースは、本物だと思います。ここの味に慣れたら、九州のハンバーグソースは駄目でしょう。

Img_2727syukusyoumoji ちなみに、宗像の王丸交差点のロイヤルホストのハンバーグのオーブン焼きは、ファミレスでは珍しく肉汁が出てきて、大変美味しいものでした。しかし、この王丸店は、人手が極端に少なくあきれるくらい待たされますのが、残念なことです。

 このあと、デザートとコーヒーでフィニッシュとなりましたが、東京の洋食店の実力、恐るべしです。思うに、戦後60年の歴史と伝統、そして膨大な厚みのある客層に支えられたレストランの凄さでしょう。

Img_2730syukusyoumoji 残念なことに一部の情報によると、この建物は今年の12月までで、三越の拡張とともに消え去るようです。ギリギリ間に合ったことになり、本当に幸運でした。

洋食のメッカ、銀座のレストランの食材等 
銀座4丁目スエヒロのロールキャベツ、
本格欧風カレー資生堂パーラービーフカレー等

○ 銀座 みかわや 四丁目店

所在地 東京都中央区銀座4-7-16 三越裏手 
電話 03-3561-2006
営業時間 11:30~21:30 (L.O.20:30)
定休日 年中無休
駐車場 なし

みかわやのホームページ http://www.ginza-mikawaya.co.jp/

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2007年11月 4日 (日)

古賀市の「しーじゃっく」 100円均一の回転寿司

Dsc_6792syukusyoumojiDsc_6789syukusyoumoji 今回は、古賀市にある100円寿司「しーじゃっく」プラムガーデン店です。なお、味の評価については、完全に私の主観ですからご了承ください。

 グルメ記事も少しは書かなくてはと思っていますが、釣りも忙しく、撮影した写真もたまりがちです。そのため、今回の「しーじゃっく」には9月中旬頃行きましたので、ご了承ください。

Dsc_6794syukusyoumojiDsc_6796syukusyoumoji_2  数週間前に、「TVチャンピオン」で、回転寿司をテーマにした「回転寿司通選手権」をやっていました。例によって、マニアックな番組ですが、回転寿司研究家でB級グルメ王選手権のチャンピオンである柳生九兵衛氏を破って、回転寿司評論家の米川伸生氏がチャンピオンとなりました。

Dsc_6797syukusyoumoji Dsc_6798syukusyoumoji  この米川氏、ミョーに濃いキャラでありましたが、何でもプロの「TOTO予想家」の一面も持っており、「投資回収率2000%超の男」がキャッチフレーズであります。TVチャンピオンで優勝するくらいですから、回転寿司の知識は豊富に違いありませんが、世の中には様々な人がいるものです。

   さて、回転寿司ですが、「高級」路線と「低価格」を売りにしているお店と両極に分かれて個性を競っているようです。宗像近辺には、「高級」路線の回転寿司は見当たらないようですが、「低価格」路線では、「わっしょい」と「しーじゃっく」があります。

Dsc_6800syukusyoumojiDsc_6802syukusyoumoji  「わっしょい」は、120円均一ですが、「しーじゃっく」は100円均一で、安さの点では「しーじゃっく」の勝ちでしょう。。そのせいか、「しーじゃっく」もお店は大盛況で、結構待たされます。回転寿司のようなお店は、待たされた方が安心感が出ると言った妙な傾向を私も持ち始めてきています。

   そもそも「しーじゃっくは、岡山を本部とする㈱マリンポリスがチェーン展開している回転寿司店です。ちなみに「しーじゃっく」は100円均一で、「シージャック」は120円均一となっています。マリンポリスの年間売り上げは、100億円を超す大企業であります。

Dsc_6805syukusyoumojiDsc_6806syukusyoumoji 古賀市の「しーじゃっく」プラムガーデン店ですが、味は別に悪くはありません。100円均一の料金からすると、なかなか頑張っている気がします。回転寿司に限らず、寿司屋の評価方法として、私は赤だし等を基準にしています。赤だし等が良くなければ、寿司も大したことが無いような傾向があると思っています。

 その点からすると、「しーじゃっく」のアサリの入った赤だしは、まずまずの味でした。「わっしょい」と比較すると、「わっしょい」の味の方が私は好きです。しかし、「わっしょい」jは、回っている皿の数が圧倒的に少ないと言う弱みがあります。

Dsc_6807syukusyoumoji その点、「しーじゃっく」は、回っている皿の数は必要にして充分です。回転寿司は、何と言っても寂しくなるような店では駄目です。客がいなくても、テーブルにはワンサカと皿が回っていなければと思います。そうすると軍配は「しーじゃっく」に上がるのではないでしょうか。

真面目に、自宅で回転寿司をやってみたい方はこれなんかどうでしょうか。

自宅で回転寿司?!NHKニュース おはよう日本 ニュース・まちかど情報室で紹介されました 
商品紹介文の中に、「あまりのことに家中大騒ぎ!」 だと・・・・ 

回転寿司をもっと知りたい方のための本 売れている順リスト 
「回転寿司激うまバイブル(2010)首都圏厳選」。  「回転寿司「激安」のウラ」。 他

○しーじゃっく プラムガーデン店

住所    古賀市花見東4-13-28  所在地図はここ Google マイマップ
電話     092-940-7238
営業時間 11:00~21:30
店休日   なし?
駐車場   あり

(参考)

○回転寿司研究家、B級グルメチャンピオン
  柳生九兵衛氏のホームページ 「我が使命の道」 http://www.qbee.jp/

○回転寿司評論家米川伸生氏のホームページ 「B級グルメを愛してる!」 http://ameblo.jp/b-classgourmet/
 

By  Jun
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