福岡市東区の自由軒のインディアン・カレー?が福岡で
* 2009年12月現在、この店は閉店しているようです。
福岡市東区の香椎浜にあるイオン香椎浜店 に買い物に出かけた時、2階のフードコートを見て歩いていたら、大阪せんば自由軒 のカレーの看板を見かけました。
自由軒のカレーと言えば、思い出すのは何と言っても、森繁久弥と淡島千景の名画「夫婦善哉」でしょう。森繁久弥の名演によって、この映画は森繁の出世作となりました。「夫婦善哉」は、作家織田作之助の同名の小説を映画化したものですが、淡島扮する芸者・蝶子と森繁演じる船場の問屋の若旦那・柳吉の話です。法善寺横丁も出てきますが、大阪の街の風情や大阪人特有の心情を細やかに描いた傑作であります。特に「あんさん、頼りにしてまっせ」と言う若旦那の森繁が芸者蝶子に向かって言う台詞は和田誠のエッセイ にも出てきますが、邦画の名台詞の一つにもあげられています。
この映画と小説に出てくるのが自由軒のカレーなのです。私は、まだ自由軒でインディアンカレーを食したことがありませんでしたので、福岡でこの自由軒のカレーが食べられるとは思ってもいませんでした。
自由軒の支店が出店しているのではなく、イオン香椎浜店の2階にはよしもとうまいもんや というお店があり、ここが大阪の有名な食べ物をいくつも提供しているのです。自由軒のインディアンカレーだけではなく、蓬莱の豚まん、和歌山ラーメンの幸太郎 、たこ焼きのたこばやし等、大阪名物のオンパレードです。なお、ここは大規模スーパーによくあるフードフロアーにあるため、各店共通のテーブルで食べることになるため、食べる雰囲気は味もこけらもありません。注文すると、ピーピーとなる端末機を持たされ、出来上がると呼び出し音がなるというシステムからしてもご想像の通りです。
写真が、注文した自由軒のカレーです。カレーは、ご覧のとおり生卵をトッピングにしたドライカレーのようなものです。少々ピリッとした辛目の味です。ご飯とタマネギのみでできています。このタマネギが私としては、少々大きい・・・・。
特別に美味しいというものではないのですが、映画に出てきたカレーという調味料がかけられる人には、食べても良いのではないでしょうか。なお、食通によるとソースをかけながら食べるのが本当の食べ方とありますが、共通のテーブルのですのでソースはありませんでした。
と、ここまで書いてきて、重大な疑惑も生じてきています。「せんば自由軒」や「551蓬莱」のホームページを見ていると、イオン香椎浜の「よしもとうまいもんや」に出店しているとの記載がありません。同名の他店にご注意下さいのホームページの記事もあります。そもそも自由軒自体が、「せんば自由軒」と「千日前自由軒」と2店有り、それぞれ親戚関係ですが別経営の店のようで、なにやら2店の間には確執もありそうです。私が食べた自由軒のカレーもどこまで信じて良いか分かりません。そもそも「よしもとうまいもんや」とは何なのか? 事態は意外なことに急展開をしてきました。
話の腰を折ってまことに申し訳ないのですが、写真を撮ったうえ、ここまで一生懸命書いてきているのですから、今更この記事をボツにもできませんし、かと言ってこの謎を解く時間も意欲も私にはありませんので、以上のことをふまえた上で自由軒のカレー?を食されますようお願いいたします。
それでは、良い年をお迎え下さい。
明治43年以来の伝統の味 せんば自由軒のカレー
今に伝わる名店の味♪大阪難波の自由軒カレー!カレーライス・ソース・プレーン。 味も想いもあの頃のままで・・
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